「休んでいるのに休めない」罪悪感の正体

生き方を深めるヒント

三連休が明け、1月も中盤へと差し掛かりました。 世の中が本格的に動き出し、メールの通知や周囲のスピード感に、ふと「早くエンジンをかけなきゃ」と焦りを感じてはいませんか。

特に、個人で活動されている方や責任感の強い女性ほど、この時期に「休むことへの罪悪感」を抱きやすいものです。

「休みの日なのに、頭がずっと動いている」 「スマホを開いては、誰かの結果を見て焦ってしまう」 「結局、心だけ仕事場に置き去りにしている気がする」

もし、あなたがそんな「休んでいるのに、休めていない」感覚の中にいるのなら、それはあなたが怠けているからではありません。むしろ、人一倍真面目で、責任感が強い証拠です。

今日は、そんな「休めない罪悪感」の正体を言葉にして、気合ではなく「仕組み」でちゃんと休めるようになるためのお話をします。

1. 「PCを閉じたら全部が崩れる」という怖さの正体

かつての私も、まさにその渦中にいました。 旅行に行くときも、重いパソコンを必ず持っていく。景色を楽しむはずの移動中も、画面を開いていなければ落ち着かない。

朝起きたらまずパソコンを立ち上げ、家にいる時も、いつでも開いていないと落ち着かない。当時の私は、「今パソコンを閉じたら、すべてが崩れてしまうのではないか」「せっかくのアイデアややる気が、ゼロに戻ってしまうのではないか」という、得体の知れない怖さを抱えていました。

でも、今ならはっきりとわかります。 あれは意志が弱かったのではなく、休み方の「設計」がゼロだっただけなのだと。

パソコンを閉じても、仕事は逃げません。 閉じたらアイデアが消えるのではなく、閉じることで初めて、新しいアイデアが入り込む「隙間」が生まれるのです。

2. なぜ、私たちは「止まる」のが怖いのか

女性の個人事業主さんは、役割が非常に多いですよね。 仕事だけでなく、家のこと、家族のこと、自分自身の体調管理。それらすべてを「自己責任」という看板を背負ってこなしています。

すると、無意識のうちに「休む=怖い」という思考回路が出来上がってしまいます。 「返信しなきゃ」「売上を立てなきゃ」「止まったら置いていかれる」 頭の中で鳴り止まないこの声は、あなたの責任感の現れです。

だからこそ、休めない自分を責めないでください。 「休めない自分が悪い」のではなく、「構造として、そうなりやすい環境にいる」だけ。まずはそう自分に許可を出してあげることが、本当の意味での休息の第一歩になります。

3. 時の理から見た「今の現在地」

以前もお話ししたかもしれませんが、今の時期は立春という大きな節目を前に、エネルギーを内側に溜め込む大切な時間です。

冷たく固まった冬の土を想像してみてください。 表面は何も変わらないように見えても、その下では春に芽吹くための準備が着々と進んでいます。

この時期に無理に土を掘り返し、無理やり芽を引っ張り出そうとしても、うまくはいきません。今は「蓄えること」そのものが、最も価値のあるアクションなのです。

「休むこと」は、サボりではありません。 それは、プロフェッショナルとして、次の飛躍のために自分をメンテナンスするという「仕事の一部」なのです。

2月の立春に向けた今の時期は、無理にアクセルを踏む時ではありません。 むしろ、自分の土壌をふかふかに整え、どんな種でも受け入れられる状態にしておくこと。

根性で頑張り続けるのではなく、しなやかに「休みの設計」を取り入れること。 その静かな準備こそが、あなたを約束された芽吹きへと導く、最も確かな道になるはずです。

今夜は、自分を責める声を一度止めて。 自分を労い、深い眠りに身を預けてください。

あなたがあなたらしく、穏やかな気を纏って、明日を迎えられることを願っています。


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